2016年3月29日火曜日

ほころぶ



息子が小学校に入学する時に市から頂いた記念樹。
坊ちゃんの杏が、
ほろり ほろりと ほころび始めました。

学校まで歩いて行けるのか、
ランドセルが重いのではないかと心配した息子も、
この4月から5年生になります。


6年間なんて、あっという間。


残りの2年間も、充実した日々となりますように。

2016年3月26日土曜日

気がつけば、思い出。



息子、1歳になったばかりの頃。

外に連れ出すと喜んだので、
寒い季節も息子をバギーに乗せて、よくお散歩しました。
だからか、10歳になった今も息子は
「ママ、一緒にお散歩しよう!」と誘ってきます。

息子が可愛くて可愛くて、
少し歩いてはバギーを覗きこみ、覗きこんではまた歩く・・・
ということを繰り返した のんびりペースなお散歩が、
いつからか「速く、速く!」と急かされ、
「待って、待って」と後を追う散歩へと変わっていました。

息子の背中を追いながら、
「大きくなったなぁ」と思う一方で、
あの頃も今も、変わらず大切な息子であるはずなのに、
最近は息子を叱ってばかりだな・・・と、胸がチクチクします。


昔の写真を引っ張り出して眺めるのは、
無駄な時間じゃない、心が必要としている時間なんだと思います。


今日もお散歩日和な良い天気です。

2016年3月20日日曜日

春を呼びこむ



久々にダイニングに花を飾りました。

猫柳と雪柳。

無造作に花瓶に挿しただけですが、
これだけでも室内が春めいてきます。

あまり香りの強いものでなければ、
ダイニングに活けても食事の邪魔にはなりません。


・・・え?
そんなことより、奥のほうに変なのが写ってるって?


これは以前にもご紹介した、去年のクリスマスプレゼントの
人体解剖模型の「かいぼう じんた」君です。(命名 坊ちゃん)
もはやオブジェと化しています。

遊びに来た実家の母が じんた君を見て、
「気持ち悪っ!」と叫んでおりましたが、
お花越しに眺めれば、じんたもフォトジェニックな風情ではありませんか。

そんな風に思ってるのは私くらいでしょうかね。

2016年3月11日金曜日

おまじない



下から、ゴールドパール、ムーンストーン、オパール。


小鳥が齧るので、在宅時にはつけなくなりましたが、
ピアスが大好きです。
写真は先日のピアノの発表会の時のもの。
演奏の邪魔にならないよう、小ぶりなものばかりを選びました。

私の元気アイテムのピアスをつけて、
「緊張しませんように」と おまじない。

2016年3月7日月曜日

失敗は「美味しい」のもと




国産の良いレモンが手に入ったので、
息子も食べやすいようにと、三温糖で煮てみました。


ところが・・・


何かを間違えたらしくて、
ありえないくらいに苦くなってしまったのです。ガクリ。

これはもう、私が我慢して
チビチビと食べるしかないのかなと思っていたところ、
息子が「スムージーが飲みたい」と言い出しました。

もしかして、もしかしたら、
苦いレモン煮でも隠し味になってくれるのでは?と、
恐る恐る小さじ1杯ほど材料の中に一緒に入れてみたところ・・・

驚いたことに、
喉越しサッパリな美味しい一杯が出来上がりました。



 
 
 
スムージー覚書
 林檎、金柑シロップ、苦いレモン煮1さじ、豆乳
 
 
金柑シロップは先日、金柑の甘露煮を作った時の副産物です。
これがもう、香り高くて本当に美味しいスムージー。
坊ちゃんも大喜びでおかわりしました。
 
言うまでもなく、
レモン煮はわざわざ苦いものを使う必要はないのですが、
それでも、失敗作と思っていたものが美味しく生まれ変わってくれるのは、
腕の悪い作り手としては嬉しい限りです。
 
 
 
 

2016年3月4日金曜日

カメ散歩




今年 初めてのお散歩。
ロザリオさん、早春の土の感触を楽しみました。



 
 
3月に入り、陽射しもようやく春めいてきたので、
冬眠明けのロザリオを地面に下ろしてやりました。
およそ4カ月ぶりの外歩きです。
 
始めは用心深く、一歩、また一歩と踏み出していましたが、
慣れてくると、落ち葉をかき分けながらガサガサッと走りだしました。
 
道中、チューリップの芽を見つけたり、
生まれて初めて目にするクロッカスを見上げたり。
小さなカメのワクワク感が、見ている私にもよく伝わって来ました。
 
 

 
 
 
 
 
ロザリオさん、冬眠の間も自分の名前を忘れませんでした。
 
ちょっと離れた所から名前を呼ぶと、
小さな手足を懸命に動かしながら走り寄って来ます。
 
「ミドリガメは懐かない」なんて書かれた本やサイトを時折 見つけますが、
そんなことはない!と思います。
一緒に暮らしてみて初めて、
この小さな生き物がどれほど表情豊かで愛らしいかを知りました。
 
 
 
ロザリオさん、元気に春を迎えられて本当に良かった!