2018年2月25日日曜日

ステージはハネた




ついに、今年のピアノの発表会も幕を閉じました。



年に一度の発表会。

私が演奏したのは、
ベートーベンのピアノソナタ op49-1 第二楽章です。
三年間連続でベートーベン。


発表会では暗譜で演奏しましたが、
練習に使った楽譜の表紙と裏表紙には、
野山を駆ける鹿の足取りのような軽やかな音色で・・・という気持ちから、
俵屋宗達が描いた鹿の絵を貼りました。






そんな理想図とは程遠く、
本番は、崖から転落寸前の鹿の足取りのような演奏になってしまいました。


大人になってから、
私がピアノの発表会のステージに立つのは、今回で6度目です。
何度 出ても緊張を上手くコントロールできず、
手は震え、激しい動悸で息も絶え絶え・・・・

それなのに、
弾き終われば「来年こそは!」と、次回の発表会に希望を抱くのです。





今年の発表会は終わりましたが、
先生が色々と注意点を書き込んで下さった楽譜は、
発表会の思い出と共に、私の大切な宝物です。



さて、来年は何を弾きましょう。






2018年2月15日木曜日

Happy Valentine’s Day 💛



2月14日。バレンタインデー。


一昨年あたりから、
同級生の女の子たちから お菓子を頂けるようになった息子。

当日はポーカーフェイスで登校するものの、
きっと心はソワソワしているはず・・・


そんな息子を見送りつつ、
母は我が子がお葬式のような表情で帰宅することを想定し、
窓辺で ほろ苦いビターチョコレート入りの焼き菓子を冷ますのです。



午後。
家を出た時と同じように、
ポーカーフェイスで帰宅した息子。

「おかえり」と声をかけつつも、
こちらからは敢えてアレコレ聞かないほうが良いだろうと、
思春期真っただ中の息子を気遣う母・・・


四方山話ばかりで、
一向にバレンタインについて言及しない息子に業を煮やし、
ついに私から「今日はバレンタインだね」と声をかけてみました。

「あぁ、そうだね」と、息子。
「みんな、友チョコで盛り上がったのかしら?」
食器を洗いながら、何でもない風に聞いてみます。

「まぁ、それなりに。今日だけは先生もお菓子持参を大目に見てくれるから」
息子もランドセルを片付けながら、何でもない風に答えます。
これはダメだったかーと思いつつ、
「あなたは頂けたの?」と聞いてみたら・・・






息子、
嬉しそうな笑顔を隠し切れないままに、
そっぽを向きながらランドセルから お菓子を取り出しました。
(メリーチョコレートはピアノの先生から頂いたもの)

この後、塾でも女の子からガトーショコラを頂いた息子。
私が迎えに行ったら、
もう喜びを隠そうともせずに


「参ったなー。俺、”もらえる側の人”になっちゃったからなー」


と、すごい言葉が飛び出しました。
あまりに滑稽で、こちらは笑いをこらえきれませんでしたが、
息子が幸せそうで何よりです。

言うまでもなく、
「本命チョコ」ではありませんし、
学校では幾つも貰って自慢している男子もいたようですが、
息子にとっては そんなことは重要ではないのです。

「バレンタインに自分のことを思い出してくれた人がいた」、
ただただ それが嬉しくてたまらないのです。

自分は2月14日の友チョコではなく、
ホワイトデーにお返しをしたいとのことで、
なんだかムシが良いような気もするのですが、
なんとなく・・・息子の気持ちが分からなくもありません。







夜ごはんの後は、
私が焼いた不格好なお菓子を家族で食べました。











2018年2月10日土曜日

洋書読みの助っ人




前々から欲しかった、英英辞典を購入しました。

『LONGMAN現代英英辞典』。


英英辞典にも色々あり、
初めて購入する私はどれにしようかと悩みましたが、
例文が分かりやすかったロングマンを選びました。

しかも、この辞書・・・

古本屋で購入したので、たったの500円。
辞書が500円で入手できるなんて、本当にありがたい限り。
傷んでいたカバーは外しました。





趣味の洋書読み、今年も細々と続けています。

最近は英語教育用の本では物足りなくなってきたので、
普通の小説を読んでいます。

洋書を読む時、面倒なので基本的に辞書は使いませんが、
物語の進行に「この単語は意味を知っておいた方が良い」という場合には、
やはり辞書を開きます。

英語は別段 得意ではありませんが、
英和辞典よりも英英辞典のほうが、意味が分かりやすいことが多々あります。
もしかしたら、英和辞典の日本語訳は言葉が「固すぎる」のかもしれません。


洋書を読むことに、これと言った目的があるわけでもありませんが、
頭の中を英語に切り替える瞬間が、
私にとっては何とも言えない楽しい瞬間であったりもします。






2018年2月5日月曜日

遠くて、近い。




今朝、玄関のドアを開けたら、雪景色。

先週は暖かな陽射しを感じる日もあったのですが、
昨夜から降り始めた雪で、庭はすっかり冬の様相。

立春の翌日ですが、冬に逆戻り。



庭のリスの置物も、こんもりと雪を被って・・・
リスだか何だか、よく分からない姿に。





窓辺も雪景色。

 




それでも、
空を見上げてみれば、
春の色を見出せそうな澄んだ青。

少しずつ、春は近づいています。










2018年2月4日日曜日

アフリカの恵み




1月、2月は毎年、乾燥に悩まされます。


肌が弱いので、季節ごとに何かしら皮膚トラブルがあり、
病院通いをしたり、薬を塗ったり。

ですが、
出来ることなら病院通いも薬の塗布もしたくない・・・
そこで、去年あたりから愛用しているのが、シアバター。

容器のフタに書かれている「MAMA BUTTER」というのはブランド名で、
中身は100%ナチュラルなシアバターです。


常温では固形ですが、
体温で溶けて肌にしっとりと馴染んでくれます。




手や足はもちろんのこと、
顔や唇、髪にも使うことが出来ます。
動物性油脂のような癖のある匂いも無く、
とても使いやすくて重宝しています。



遠くアフリカのシアバターノキの種子から生まれた、シアバター。
日本の雪国で愛用していることに、
不思議な気持ちになります。






2018年2月2日金曜日

読書の友




今日は久々に暖かそうな太陽が出ていたので、
お散歩がてら、本を持って お気に入りの珈琲店へ。


いつもは珈琲(マイルド)をオーダーするのですが、
今回はカフェオレを頼んでみました。







泡がクリーミーでふわふわ。

時間をかけて、本を読みながら ゆっくりと飲みましたが、
最後まで肌理の細かい泡はふわふわのままでした。



ところで最近、
読書の際に愛用している、こちらのクマ。



100円ショップで見つけたブックマークなのですが、
これがなかなか便利なのです。


何が便利って、




ページの目印だけでなく、
ブックマークの後ろの留め具を、
読みかけの行に合わせて挟むことで、
次に読む時にスムーズに本の世界に入ることが出来るのです。


ちゃんと段落や章の変わり目まで読んでおけば良いのでしょうが、
私はいつも中途半端なところで読み止めてしまうので、
次に読み出すときに毎回、「あれ、どこだっけ・・・」と
読むべき箇所を探す羽目に。

ですが、このブックマークを使い始めてからは、
その無駄な作業をせずに済むようになりました。


いえ・・・、
「キリの良いところまで読んでおきなさいよ」ってだけの
話なんですけどね。






本からヒョッコリと顔を出している姿も可愛い・・・


このブックマーク、青色のクマの他に、
ピンク色のペンギンや黄色のカバなど、
全部で5種類の動物たちがセットになっています。

本の表紙の色や、その時々の気分に合わせて、
使い分けるのも楽しいかもしれません。







2018年2月1日木曜日

皆既月食




昨夜の皆既月食。


私の小さなカメラでは、
綺麗に捉えられませんでしたが、
肉眼ではハッキリと、美しく。


考えてみれば、
皆既月食を見たのは、これが生まれて初めてです。

「Super Blue Blood Moon」って・・・名前からして、なんとも素敵。

同月中に二回目の満月で、
しかも皆既月食で、
さらには、いつもよりも大きく見える月。





白い息を吐きながら、
家族で楽しんだ天体ショー。


なんだか、とっても幸せな気持ちになりました。