雨降りの夕方、
息子を連れてレンガ造りの聖堂へ。
長野市にある、長野聖救主教会です。
1898年(明治31年)、
カナダ人宣教師ジョン・ゲージ・ウォーラー師の指揮で建設された教会は、
2006年に国の登録有形文化財に指定されました。
120周年を迎えた現在も、
聖堂では厳かに礼拝が守られています。
私たちが訪れたこの日は、
聖堂に他の方たちもいらっしゃったので、
写真撮影は少しだけ・・・・。
パイプオルガンの他にチェンバロの姿も見られ、
興味は膨らむばかりです。
また別の機会に、ゆっくり撮影に訪れようと思います。
ところでこの日、
私と息子が長野聖救主教会にお邪魔したのは、
見学のためではなく、ヴィオラのレッスンのためでした。
学校からの紹介で、
ドイツのオーケストラで活躍している日本人ヴィオリストの方に、
マンツーマンでレッスンをして頂く機会に恵まれたのです。
ヴィオリストの方はちょうど今、里帰りで帰国中とのこと。
ご多忙の中、初心者にすぎない息子のために時間を割いて下さって、
本当にありがたかったです。
指定されたレッスン場所が教会というのも、
なんだか素敵でした。
息子には、貴重な経験一つ一つを糧に、
ヴィオラの腕前だけでなく、心も一緒に磨いてもらいたいなと思いました。