小鳥ちゃんズラリな物差し。
最近、文房具の収集にハマっている息子が、
鳥好きの私のために買ってきてくれました。
絵に隠れて、
すこぶるメモリが見づらい・・・ことは言いますまい。
大切に使いたいと思います。
ところで、我が家のコザクラインコのグラシアス。
我が家に来てから、この夏で丸三年が経ちました。
甘えん坊の可愛いグラちゃん。
私にとっては今も可愛い赤ちゃんのような存在ですが、
そんなグラオも成長し、発情期を迎えて、
せっせとコザクラインコ特有の「紙切り」をするようになりました。
雑誌、新聞、広告、お菓子の空き箱・・・
ありとあらゆる紙類を、クチバシで器用にカリカリと嚙み千切るのです。
細長い短冊状に噛み切った紙は、
これまた器用に尾羽に挿し込みます。
(矢印の部分に紙を差し込んでいます)
どんどん挿し込み、
最後はまるでクジャクのような姿に・・・。
このコザクラインコの「紙切り行動」、
小鳥の養育本などでは「メスに見られる発情行動」と
書かれていたりするのですが、違います!
ウチのグラオはれっきとした殿方であられます。
また、紙切りをする理由として、
「異性に良く見せるため」だとか「クジャクのように着飾るため」などと
言われることもあるのですが、違います!!
これは、巣作りのための資材を効率的に運ぶためなのです。
クチバシでは2本ほどしか運べない資材も、
尾羽に挿して巣まで飛んで運べば、一度に5~6本ほど運べます。
(ただし、上手く挿せた場合のみ)
実際、ウチのグラオも、
紙を尾羽に挿しては薄暗い棚の奥に運び込み、
それをさらにクチバシで細かく裂いて、フワフワの巣を懸命に作っています。
実際に小鳥を飼ってみなければ分からない、面白い発見の毎日。
これからも健やかに、一緒に楽しく過ごしたいものです。