2017年7月29日土曜日

立体的なデザインのトートバッグ




退院して、さっそくバッグ作りの再開です。


作ったのは、またしてもトートバッグ。
人気手芸作家さんの型紙とレシピで作りました。

このバッグは、持ち手の付け方が少し変わっています。
布に挟み込んで縫い付けるので、
仕上がりが立体的な面白い形になりました。




マグネットボタンを付けたので、
バッグの中が見えなくて良いです。

息子の送迎や買い物などで活躍してくれそう。


昆虫柄です。







2017年7月25日火曜日

窓辺の来客




明け方、私の病室の窓辺で雨宿りをしている鳩。


日中はあまり来ないのですが、
朝の早い時間は毎日、所定の場所で羽を休めています。

窓ガラスを指先でコンコンと叩くと、鳩はこちらをチラリと見ますが、
逃げることもなく悠々と朝のひと時を過ごしています。

この小さな交流(?)が、私の密かな楽しみ・・・

早く退院して、我が家の可愛いコザクラインコのグラシアスと、
一緒に遊びたいものです。





2017年7月24日月曜日

入院生活で役立つ物。



入院生活で、とっても役に立っている物。


まず、ハッカ油。
若かりし頃に中国雲南省を放浪した際にも、大いに役立ちましたので、
入院の準備でも真っ先にバッグに入れました。

何に役立つって、
これが、何日も思うようにお風呂に入れない時に役に立つのです。

体が汗じみて不快な時でも、蒸しタオルに数滴垂らして体を拭けば、
汗臭さが消えるだけでなく、スッキリと爽快に過ごせます。
また、病院特有の匂いも緩和してくれるので、
気分転換にもなりました。

ただ、大量に使わなければ大丈夫ですが、
少しクセのある香りなので、
他の方と同室の場合は配慮が必要だと思います。



そして、口内洗浄剤。
絶対安静で起き上がれない時に、
歯ブラシに口内洗浄剤を付けて磨くと、満足にうがいが出来なくても、
それなりに口内を爽やかに保つことが出来ました。
ペースト状の歯磨き粉では難しかったと思います。


 

 


他には、日本橋江戸屋の孫の手ブラシ。

以前 手術をした際に、
あまり体を動かしてはいけないのに背中が痒くなってしまい、
数時間 苦しむ羽目に陥ったので、今回は忘れずに持ってきました。

普通の木製の孫の手でも良いのでしょうが、
上手く動けない時にガリガリやって皮膚を傷つけると、
そこがさらに痒くなったりするので、
肌に優しい豚毛や馬毛のブラシが良いかと思います。





この他、扇子にも助けられました。

病院内の冷房は弱めなので、
暑がりな私には必需品でした。
あまりにパタパタやり過ぎて破損してしまい、
夫に代わりの団扇を持ってきてもらったくらいです。


慣れない環境でも、
お気に入りの品で何とか快適に過ごせるものです。

そして何よりも、
看護士さんや病院スタッフの方々の細やかな心遣いで、
入院生活の質がとても良いものになっていると思います。






 

2017年7月23日日曜日

こっそり小鳥。




心待ちにしていた池波正太郎の『真田太平記 第五巻』。
お昼過ぎに夫と息子が、
洗濯物やお茶と一緒に持ってきてくれました。

読み終えた第四巻を夫にわたし、
さっそく第五巻にドクロ模様のブックカバーをかけました。


ブックカバーの内布は、
花咲く枝にとまる小鳥の柄です。
鳥が大好きなので、表からは目につかない こんなところにも、
こっそりと小鳥を忍ばせています。


それにしても、夫には本当に感謝です。
仕事を抱えつつ、息子の面倒や小鳥のグラシアスの世話、
そして、私が快適に入院生活を送れるよう、
最善を尽くしてくれています。







2017年7月22日土曜日

ちょっと日常を離れて




現在、何年ぶりかの入院生活中・・・

写真は、病床からの眺め。
(個室なので撮影可)
病室も暑がりな私にとっては暑い場所ですが、
外の世界はもっと灼熱でしょうね。
お見舞いに来てくれた夫も息子も、汗びっしょりでした。


入院と言っても、
今回は検査入院なので精神的に気楽です。

身体的には・・・ちょっとキツかった・・・。
意図的に内臓を傷つける検査なので、
検査そのものも痛みが強ければ、
検査後は絶対安静で寝返りも打てず。

今は歩行許可が出たので、随分と楽になりました。

でも、これは治療への入り口に立ったに過ぎません。
検査結果を見て、今後の治療法が決まるので、
本当の闘いはこれから、と言ったところでしょうか。(大げさ)







入院生活の友は、やっぱり池波正太郎の『真田太平記』。
今日中に第4巻を読み終わりそうなので、
夫に第5巻を買ってきてくれるよう、お願いしました。

それから、ノートパソコン。
便利な世の中で、
パソコンを持ち込めば無料でインターネットに繋げられるのです。



それから・・・・、

作ったものの、
サイズが大きすぎて使うことがないであろうと思っていた、
チェッカーフラッグのようなバッグ。
意外にも、入院生活で大いに役立ってくれています。

これ以外に、先日 作った肩掛けエコバッグも、
洗濯物の運搬に大活躍。
見るからに素人バッグですが、作った甲斐がありました。







2017年7月14日金曜日

肩掛けエコバッグ




夏っぽい柄の楽なバッグが欲しくて、
大きな肩掛けバッグを作ってみました。
手芸店オリジナルの型紙です。

型紙には「エコバッグ」と書かれていましたが、
買い物だけでなく、何にでも使えそうです。

サイズはかなり大きくて、
身長162センチの私が肩から掛けて、骨盤にまで達するくらいです。


二枚はぎで、バッグの中央で縫い合わせるレシピなので、
柄合わせをしようと思ったら、相当 布を贅沢に使わねばなりません。
が、布のサイズがギリギリだったこともあって、
あまり柄にはこだわらずに布を裁ちました。

幸い、実際に持ってみると、
柄の継ぎ目はほとんど気にならない感じです。


柄はパッと見、しずくにも見える、
青を基調とした木立模様です。





リバーシブルなのですが、
私は最初からリバーシブルとして使うつもりが無かったので、
内布は白一色の無地にしました。






2017年7月6日木曜日

小鳥のポーチ




小鳥柄の布でボックスポーチを二つ、作りました。

大好きな小鳥ちゃん。

可愛い小鳥たちを眺めながらの作業は、
裁断も縫製も いつも以上に楽しく感じられました。



さて、ポーチですが、
これらは、7月生まれの母と夫への誕生日プレゼントに作ったものです。
先日、息子に作った迷彩柄のポーチと同じ型紙です。

そうです、息子に作ったものは予行練習・・・
息子には内緒ですが。




そして今回も、中にはちょっとした小さなものを詰めてみました。




母には、虫よけローションや眉毛用の小さなハサミ、毛抜きなど。
夫には あぶら取り紙や鼻毛用のハサミ(!)、消毒脱脂綿など。

どちらにも、爪切りや絆創膏、鏡、ヘアブラシを入れました。


最近の100均ショップには日本製の品が多くて嬉しいです。
・・・などと言いながら、今回もダイソーであれこれと購入しました。
なんとも安上がりな贈りものですが・・・。




ポーチは同じ柄の布ですが、
ファスナーの色と、内布の柄を変えてみました。

濃紺の花柄の内布には、濃いマリンブルーのファスナー、
ピンク色の小花柄の内布には、少しくすんだ空色のファスナーです。



これまでは、
息子の入園グッズや学校用品など、
必要に迫られて渋々ミシンの前に座るばかりでしたが、
最近は作ることそのものが楽しくて、ミシンに向かっています。

綺麗な布や可愛い布を見つけるのも、
楽しみの一つです。









なんだか懐かしい。




昔ながらのチャコを購入してみました。



ここ10年ぐらいはずっと、
型紙を布に写す時はチャコペンシルやチャコペンを使っていましたが、
ペンシルは四六時中 削らねばならず、
ペンはすぐにペン先が潰れてしまって、書きづらい・・・

では、チョークタイプのチャコならばどうだろう?と、買い求めました。





容器が昭和っぽくて可愛ければ、
中身もチャコが整然と並んでいて可愛いです。

肝心の使い心地ですが、
とても薄いので線が引きやすく、
封を開けたその日から重宝しています。





2017年7月5日水曜日

男の子用




手のひらサイズの、迷彩柄のボックスポーチ。

坊ちゃんへのプレゼントに作りました。


中身付きの贈りものです。






中に入れたのは、
折り畳み式のヘアブラシや、あぶら取り紙、
そしてカバー付きの鏡です。

写真には写っていませんが、
鼻血が出たとき用の鼻栓も忍ばせました。
息子、よく鼻血を出すので。




甘えん坊で可愛かった坊ちゃんも、
今では私とほぼ同じ背丈に・・・。
靴のサイズもとうとう追いつかれてしまいました。

そんな急成長の息子へのプレゼント、
男の子用コスメポーチです。

と言っても、
高価な品を与えるには まだまだ子どもなので、
とりあえずは、100均ショップのグッズから。
一応、ヘアブラシと あぶら取り紙、鼻栓は made in Japan です。

ポーチにはまだ余裕があるので、
今後、息子が自分で好きなものを加えていけば良いと思います。


予想以上に喜んだ息子、
明日 出発の修学旅行のバッグに、
さっそくこのコスメポーチを入れていました。






2017年7月3日月曜日

小さな一人旅




閑散とした早朝の駅。

始発前の静かな駅で一人。
ベンチに腰掛け、切符売り場が開くまで
時が過ぎるのを待ちました。



先日、所用で慌ただしく郷里へ帰りました。
平日だったこともあり、
実家には泊まらずにトンボ返りで自宅に戻ることに。

不眠不休の一夜の疲れを身にまとったまま、
ようやく腰を下ろした駅のベンチが冷んやりと心地良く・・・

通勤客でごった返す前の駅は、別世界のように静かでした。





一人で新幹線に乗るのは初めてかしら?
・・・などと考えながらバッグから取り出したのは、本と携帯電話。
今なお、化石のような携帯電話を使い続けています。

最近は本を持ち歩く人なんて少ないのでしょうか。
スマホでインターネットも読書も楽しめますものね。


ところで、
このドクロ柄のラミネート生地のブックカバーは、
息子のランドセルカバーを作った時の残り布で
作ったものです。




そして、
ドクロカバーの中身は、池波正太郎さんの『真田太平記』です。
全12巻のうち、現在、4巻目に突入。
新幹線の轟音を聴きながら、戦国時代へタイムスリップ。





郷里の懐かしい横長の景色が、
ビュンビュンと後ろに流れて行きます。




気が付けば、戦国時代はどこへやら、
疲れ果てて座席に沈み込むようにして眠っていました。
携帯電話の目覚しにも気が付かないくらいに・・・


車内アナウンスのお陰で、
なんとか乗り過ごさずに降りられましたが、
目を閉じる直前まで広がっていた郷里の平野は、
跡形もなく消え失せていて、なんだか少し寂しい心持になりました。




改札口まで迎えに来てくれた夫と息子の顔を見たときは、
不思議なことに、久方ぶりに会うような新鮮な感じがしました。
電車の旅の魔法でしょうか。



普段、車を利用することが多いのですが、
電車の旅も良いものだなぁと思いました。