入院生活で、とっても役に立っている物。
まず、ハッカ油。
若かりし頃に中国雲南省を放浪した際にも、大いに役立ちましたので、
入院の準備でも真っ先にバッグに入れました。
何に役立つって、
これが、何日も思うようにお風呂に入れない時に役に立つのです。
体が汗じみて不快な時でも、蒸しタオルに数滴垂らして体を拭けば、
汗臭さが消えるだけでなく、スッキリと爽快に過ごせます。
また、病院特有の匂いも緩和してくれるので、
気分転換にもなりました。
ただ、大量に使わなければ大丈夫ですが、
少しクセのある香りなので、
他の方と同室の場合は配慮が必要だと思います。
そして、口内洗浄剤。
絶対安静で起き上がれない時に、
歯ブラシに口内洗浄剤を付けて磨くと、満足にうがいが出来なくても、
それなりに口内を爽やかに保つことが出来ました。
ペースト状の歯磨き粉では難しかったと思います。
他には、日本橋江戸屋の孫の手ブラシ。
以前 手術をした際に、
あまり体を動かしてはいけないのに背中が痒くなってしまい、
数時間 苦しむ羽目に陥ったので、今回は忘れずに持ってきました。
普通の木製の孫の手でも良いのでしょうが、
上手く動けない時にガリガリやって皮膚を傷つけると、
そこがさらに痒くなったりするので、
肌に優しい豚毛や馬毛のブラシが良いかと思います。
この他、扇子にも助けられました。
病院内の冷房は弱めなので、
暑がりな私には必需品でした。
あまりにパタパタやり過ぎて破損してしまい、
夫に代わりの団扇を持ってきてもらったくらいです。
慣れない環境でも、
お気に入りの品で何とか快適に過ごせるものです。
そして何よりも、
看護士さんや病院スタッフの方々の細やかな心遣いで、
入院生活の質がとても良いものになっていると思います。