先日、知り合いの方が出演する、
市民交響楽団の演奏会を聴きに出かけました。
会場のある須坂駅に降り立つと、
駅前通りには、なんとも味わい深い歓迎のゲートが。
す、すごい!
まるで昭和のまま時間が止まっているかのよう。
古風なデザインに、遠く過ぎし日々への郷愁を駆り立てられます。
さて、肝心の演奏会ですが、
この日は無料コンサートと言うこともあって、
会場はステージではなく、広い会議室のような部屋でした。
観客席からステージを見上げて聴く演奏会も良いですが、
同じ高さで、団員の方たちの呼吸すら感じられる距離で聴く演奏会も、
また一味違う緊張感があって良いものです。
曲目はビゼーの「カルメン」や、
ピアノ曲の「ゴリウォーグのケークウォーク」を弦楽器で演奏するなど、
二時間があっという間に感じられる楽しいものでした。
息子にとっても、とても良い刺激になったようで、
熱心にヴィオラの自主練習に励んでいました。
学校の部活動に加えて、
地元のジュニアオーケストラの活動も始まったので、
新しい曲を覚えるのに一生懸命な毎日。
苦労はあるようですが、
皆と音を合わせた時の喜びはとても大きいようで、
すっかり弦楽器に夢中な息子です。