先日、とある音楽会へ行って来ました。
市民吹奏楽団によるコンサートだったのですが、
空気がビリビリ震えるような迫力ある演奏も素晴らしければ、
会場となったホテルのホールも素敵で、
なんとも充実したひと時を過ごすことが出来ました。
場所は長野市にある「ホテル国際21」です。
元々は結婚式場だったものが、長野オリンピックに合わせて増設、
長野市内にあるホテルの中では最高層の16階建てとなりました。
今回、音楽会の会場となったのは「芙蓉の間」。
コンテンポラリーなデザインながらも、
どことなく懐かしさを感じる空間・・・
天井から下がる四角の照明が行灯を思わせるからでしょうか、
絨毯敷きの洋室であることを忘れさせるような
和の雰囲気も併せ持っていました。
楽団の背後にそびえ立つ壁は立体的なデザインで、照明の当たり方によって色んな表情が見られます。
「ホテル国際21」の「芙蓉の間」は、
私の独断と偏見で記録している「美建築めぐり」の1ページに、
新たに書き加えられることとなりました。
(ホテル国際21 http://www.kokusai21.jp/index.html)