2016年6月22日水曜日

初めての紐靴



我が息子(10歳)、
ようやく紐の靴を履く気になりました。


きっかけは、高原学校。


息子が通う小学校では、5年生になると高原学校にて、
標高およそ1920メートルの山に登ることが伝統となっています。

登山では、険しい岩場や 木の根っこが盛り上がった悪路を行きます。
底の薄いシューズでは足に負担がかかるということで、
スポーツ店の店員さんと相談しながら、
初心者向けの登山靴を購入しました。


何度教えても、なかなか上手く紐を結べない息子・・・
高原学校に履いて行くのは無理なのではと冷や冷やしましたが、
何度も練習して、ようやく一人で結べるようになりました。





シューズが汚れているのは、
足を慣らすために学校のグラウンドで走ったから。
お陰で本番では靴ずれすることなく、無事に山頂まで辿り着き、
元気に下山できました。

勝手なもので、あれだけ嫌がっていた紐靴なのに、
自分で結べるようになった途端に息子は、
「俺、シューズは全部 紐靴で良いかも」などと言い出しました。

かなり出足の遅れた紐靴デビューとなりましたが、
小さな達成感は 息子に大きな自信を与えたようです。