坊ちゃんのピアノの発表会がありました。
演奏したのは、ベートーベン作曲「エリーゼのために」。
繰り返しの多い曲ではありますが、
中盤でドラマティックにガラリと曲調が変わり、
終盤は和音の連続・・・
自分のものとして弾けるようになるまで、
5か月ほど要しました。
今回の発表会は坊ちゃんにとって、
大きな大きな一歩となりました。
なぜなら、譜読みから運指まで、
私の助け無く一人で頑張って練習したからです。
これまでは私がつきっきりで
練習に付き合わねばならなかったことを思うと、本当に大きな成長です。
本番では、若干 粗さが垣間見られたものの、
最後の一音まで情感を込めて演奏できました。
先生にも「猫背でさえなければ完璧だったわよ!」と言って頂き、
坊ちゃんは恥ずかしいような嬉しいようなで、モジモジとしておりました。
発表会の後は、ホールに併設されている喫茶店で ご褒美のティータイム。
なんだか懐かしい雰囲気の昔ながらの喫茶店でした。
こんなお店で のんびりと午後を過ごすのも良いものです。
喜びや楽しさだけでなく、
時として悲しみをも癒してくれる音楽。
プロとかアマチュアとか、そんなことには関係なく、
坊ちゃんには音楽のある人生を歩んでもらいたいなと思います。