先日、息子のピアノの発表会がありました。
小学校1年生の春に、私と手をつないで訪ねたピアノ教室。
先生に歳を聞かれ、元気に「6歳です!」と答えた息子に、
先生が呟かれた「私と半世紀の差だわ・・・」という一言が
無性に可笑しく思い出されます。
あれから6年。
息子も随分と大きくなって、
もうすぐで先生の背丈に届きそうな勢いです。
今年、息子が演奏したのは、
グルリット作曲「フィナーレ 変ホ短調」。
強弱のハッキリした曲で、
緊張知らずな息子によく合った一曲だったと思います。
発表会の後、「来年もがんばりたい」と言った息子の言葉に、
先生はとても嬉しそうにしていらっしゃいました。
少し離れたところから その様子を見ていた私も、
とても嬉しかったです。
習い事に関しては、人それぞれ色んな考え方があるのでしょうが、
楽しみながら音楽に触れられる教室と先生に出会えたことは、
息子にとって何よりの宝となったことと思います。