2016年5月30日月曜日

時には二人で




珍しく、夫と二人で外食。

会社の創立記念日で、
平日休みだった夫に誘われ、イタリア料理店へ。


焼きたての熱々ピザを堪能しながら、よもやま話。

これと言って会話が盛り上がるわけでもなく、
それでも、途切れることもなく。


気が付けば、
夫は一緒に食事をして一番気楽な相手となりました。







2016年5月27日金曜日

Rosario




きちんと お手入れしていないので、
野生化しつつある庭の薔薇。

それでも、
去年 見よう見まねで剪定をしたからでしょうか、
去年よりは花の数は多いようです。

間延びして貧相ではあるものの、
さすがは薔薇、辺りは甘い芳香で包まれています。






ところで、我が家のミドリガメのロザリオさん。
ローザたんの名前は、薔薇に因んで名付けました。

去年の5月。
我が家にローザがやって来た時、
庭はちょうど薔薇で彩られていました。

「ロザリオ」と聞くと、カトリック教徒が持つ、
十字架の付いたネックレスの様なものを想像しますが、
「ロザリオ」という言葉はもともとラテン語で、
「rosarium」薔薇の冠という意味を持ちます。

そこで、薔薇の季節にやって来た亀さんなので、
ロザリオと名付けました。





これからも毎年、薔薇の季節が巡って来る度に、
ロザリオが我が家にやって来た日のことを
懐かしく思い出すのでしょう。










2016年5月13日金曜日

まずは、一歩




「行ってきまーす!」

元気に家を飛び出し、学校に向かう坊ちゃん。


毎日 目にする光景なのに、
ある日突然 その後ろ姿に、
成長を感じて驚かされることがあります。

一緒に暮らしていながら、
知らないうちに大きくなっていた・・・というように。


最近では、私が行事などで学校へ行っても、
なんだかよそよそしい態度で知らん顔。

こんな日が来るのは覚悟していましたが、
やはり ちょっぴり寂しく感じてしまうものです。


精神的に息子に依存しないためにも、
私も新たな一歩を踏み出したい・・・そんな気持ちにもなります。










2016年5月11日水曜日

5月の庭



1か月前まではまだスッキリしていた庭が、
5月になるとこの茂り様。
植物たちが凄まじい生命力で枝葉を伸ばしています。





大好きなモッコウバラ。
今年も見事にアーチを描いてくれました。






純白のオオデマリも、清廉な姿で庭を彩っています。






こちらは、アカバナサンザシ。

前住人が植えた木なので、
植物に疎い私は名前も分からずに数年を過ごしていたのですが、
つい先日、植物に詳しい方から教えて頂きました。

アカバナサンザシは花だけでなく葉の形も可憐。
一本 植わっているだけで辺りが明るく感じられます。

 
 
時々・・・・、
言葉は発しないけれど、
植物には感情があるのではないかと思うことがあります。


庭で木々を眺めていると、
「育てている」と言うよりは、
「一緒に暮らしている」という感じがするのです。






2016年5月8日日曜日

母の日




母の日。

夫からは小さなブーケを、
息子からはメッセージカードやマッサージ券を貰いました。

「お袋の味」と呼べるような得意料理も無く、
家事は苦手、育児は怒ってばかり・・・

我ながら自分の不出来さに辟易しているのに、
「母の日」のプレゼントを貰えるなんて。







お礼を言いたいのは私だよ。

プレゼントを眺めながら しんみりしていたら、
息子が叫びました。


「母の日のお祝いに、今日は焼肉を食べに行こうよ!」


・・・?
私はべつに焼肉なんて食べたい気分ではないよ。
お花とカードで十分。どうもありがとうね。

それなのに、息子がしつこく叫びます。


「今日はやっぱり焼肉を食べなくちゃ!母の日だから!!」


・・・・。
アナタ、母の日なんて関係なく、
自分が焼肉を食べたいだけなんじゃないの?

「エヘヘー、バレちゃった?」って、
バレバレも良いところですよ!

でも、二人の心遣いはとっても嬉しかったです。
笑顔で母の日を送ることができて、
夫と息子には感謝の思いでいっぱいでした。




2016年5月5日木曜日

赤ちゃんの感触



姉が高齢出産で産んだ甥っ子のKちゃん。
現在、生後8カ月です。
大型連休を利用して、
新幹線で遥々 我が家にお泊まりに来てくれました。

一人っ子の息子にとって、
Kちゃんは初めて身近に接する赤ちゃんです。

お互いにどう接して良いのか分からず、じっと見つめ合う二人・・・
と、次の瞬間、ヨダレをたら~りと垂らしながらニコッと笑顔になったKちゃん。
その笑顔をきっかけに、おっかなビックリだった息子も
小さな従兄弟に話しかけたり、あやしたり、抱っこしたり。

わずか2日間の滞在でしたが、
心なしか息子の顔が、急にお兄さんになったように見えました。
私も久々の赤ちゃんの感触に、何とも言えない幸せな気持ちになりました。