2018年12月28日金曜日

和洋折衷




サイドボードの上を、ちょっぴり模様替え。


これまで敷いていた黒色のランナーを、
組みひも模様の和なランナーに替えました。



・・・って、実はこれ、
ランナーではなく、着物の帯なんです。

大ぶりで大胆な柄は、私のお気に入り。


先日、息子のお友達(13歳)が我が家に来てくれた時、
このランナー(帯)を見て、
「わぁ!素敵!!」と歓声を上げてくれました。

その一言が、
なんだかとっても、嬉しかったのでした。






2018年12月27日木曜日

文明開化なプレゼント?




雪は積もらなかったもののクリスマスは、
氷点下の凍てついた朝となりました。



さて。
今年 、サンタクロースがプレゼントしてくれたのは・・・

大きな段ボール箱が二つ。





包装紙で包み切れなかったと見られ、
段ボールが剥き出しです。(しかも、逆さまに置かれている・・・)

が、このプレゼントを切望していた息子は、大喜び。



中身は何かといいますと、
テレビとブルーレイレコーダーです。

子どもへの贈り物にしては、高価じゃないか?と思われそうですが、
これらの設置場所は、リビング。
息子の自室ではありません。



実は我が家、
これまでテレビや録画機を置いていなかったのです。

息子が幼少の頃はテレビを置いていましたが、
最近では私も夫も全くテレビを見ず、
息子も部活や習い事で忙しくて、テレビを見る暇がありませんでした。

見ないし、邪魔なので、
もうこのままテレビの無い生活でいいや。

と思っていたのですが、
息子が音楽番組や歴史番組を録画視聴したいと願い始めたので、
今回のクリスマスプレゼントとなりました。


この他、
テレビやブルーレイと一緒に、
サンタクロースのチョコレートも置かれていました。




大きなサンタクロースに、小さなサンタクロースのチョコレート、
チョコレートのオーナメントに、
チェリー味のゼリー。

これらのチョコレート、
可愛いだけでなく、フェアトレードのチョコレートでした。
お味のほうも良かったです。
(ちゃんと私の分もありました)




今年も静かに、
クリスマスが過ぎて行きました。






2018年12月22日土曜日

サンタクロースからの宿題




毎年、恒例の音楽教室のクリスマス会。

去年は予定が合わずに参加できなかったので、
今回は二年ぶりの参加となります。


このクリスマス会、
お菓子やサンドイッチを食べて楽しく過ごす・・・だけが目的ではなく、
生徒それぞれが、何か1、2曲 ピアノ演奏を発表する場なのです。
「音楽教室」ですから、当たり前か・・・。

実は私、このクリスマス会が大の苦手。

ピアノと参加者との距離が近く、
また、顔見知りの保護者の方々の前でピアノを弾かねばならないのが、
上がり症の私にとっては、苦痛で苦痛でたまらないのです。
クリスマス会では、大人で演奏するのは私くらいですし・・・。
(先生の命で、必ず弾かねばならない)

ですがまぁ これも、
2月に予定している大人向けの発表会の予行練習と思って、
乗り越えるしかありません。

今回、私が 演奏したのは、
ベートーベンの『月光』第一楽章です。
結果は、例年通り。
緊張しすぎて、自暴自棄な演奏になってしまいました・・・。


さて、息子ですが、
4月からヴィオラを始めたということで、
先生から「今回はピアノじゃなくてヴィオラを弾いてね」と頼まれました。



息子、若干 恥ずかしそうに、
ヴィオラについて説明した後、
演奏したのは「夕焼け小焼け」と「きらきら星」の二曲。

息子が人前でソロで演奏するのは、今回が初めてです。
が、私とは正反対の性格なので、
難なくサラリとやってのけました。

私が生んだはずなのに、どうしてこうも私と違うのか。

息子がなぜ緊張に飲み込まれずに演奏できるのか、
演奏している間はどんな心境なのか知りたくて、
あれこれ質問攻めにしました。

一方、息子は息子で、
なぜ私がこんなに緊張するのか理解できないらしく、
会話は平行線を辿るのみでした。


よく、上がり症の人に対して、
「人前で良い格好しようとするからだ」だの、
「上手くやろうなんて考えるからだ」などと言う人がいますが、
それは大きな間違いです。

上がり症の人間が何よりも切実に願っているのは、
上手くやることでも、カッコ良くやることでもなく、
ただ単に「緊張に振り回されたくない」だけなのです。

「良い演奏のためには、程良い緊張は必要」と言うピアニストもいます。


今年もまた、
サンタさんに大きな課題をプレゼントされたような気がしました。








2018年12月12日水曜日

クリスマスツリー




ようやく出しました、クリスマスツリー。


このツリー、
今の家に越してきた年のクリスマスに、迎え入れました。
早くも8年が経とうとしています。

横に広がるタイプで、しかも高さも2メートルを超えるので、
家庭用というよりは、店舗用かと思われる大きさです。

収納にも場所を取りますし、
何よりも、重くて組み立てるのが大変ですが、
それでも、毎年 息子が大喜びするので、
このツリーを選んで良かったと、私も嬉しくなります。


今年は何となく、青色のオーナメントは下げずに、
赤と緑、金色のみにしてみました。
今年こそは、ダビデの星を購入して、天辺に付けたいなと思います。
オーナメントも、もう少し増やしたいものです。





ツリーの他に、キリストの生誕を再現したクリッペも出しました。
これは、山梨県にあるクリスマスグッズの専門店で購入したものです。

このクリッペを見ると、
クリスマスだけでなく、楽しかった家族旅行の思い出もよみがえります。

私の大切な宝物です。






数年ぶりに、小さなクリスマスピラミッドも出しました。

その後ろにいるのは・・・トナカイ?でしょうか。
ヘラジカのように見えるのですが、
小さなアドベントカレンダーを首から下げているので、
多分、トナカイかと思われます。






クリスマスの飾りつけは まだ終わっていませんが、
焦りつつも、
楽しみながら我が家をクリスマス色にしていこうと思います。









2018年12月9日日曜日

冬ごもり




胸元からチラリと覗く、
まん丸の黒い瞳と赤ら顔・・・


可愛い小鳥のグラシアスです。


寒い季節になって、
一日の大半を私の服の中で過ごすようになりました。
ほんの10分、20分ではないのです。
文字通り、一日の大半です。

体が小さな小鳥ですから、
脱水症状や空腹が心配されるわけですが、
グラ美用の小さなスプーンに水を入れ、服の中に差し入れると、
クチバシを伸ばして器用に水を飲みます。

お食事の時は、鳥かごの中に戻ります。
が、終わればすぐに、
服の中に戻してくれと、ギャーギャー鳴き喚きます。





グラ美はとてもお利口さんで、
用を足す時はちゃんと服の中から這い出してきて、
外で済ませます。
そして、また服の中へと帰って行く・・・



あぁ、甘やかしすぎなのでしょうね。


ですが、
小鳥を服の中に入れて、自分以外の温もりを感じていると、
小さな息子を抱っこしていた頃を思い出し、
私も何とも幸せな気持ちになるのです。








2018年12月5日水曜日

すっかり夢中




先日、知り合いの方が出演する、
市民交響楽団の演奏会を聴きに出かけました。


会場のある須坂駅に降り立つと、
駅前通りには、なんとも味わい深い歓迎のゲートが。




す、すごい!

まるで昭和のまま時間が止まっているかのよう。
古風なデザインに、遠く過ぎし日々への郷愁を駆り立てられます。



さて、肝心の演奏会ですが、
この日は無料コンサートと言うこともあって、
会場はステージではなく、広い会議室のような部屋でした。




観客席からステージを見上げて聴く演奏会も良いですが、
同じ高さで、団員の方たちの呼吸すら感じられる距離で聴く演奏会も、
また一味違う緊張感があって良いものです。

曲目はビゼーの「カルメン」や、
ピアノ曲の「ゴリウォーグのケークウォーク」を弦楽器で演奏するなど、
二時間があっという間に感じられる楽しいものでした。


息子にとっても、とても良い刺激になったようで、
熱心にヴィオラの自主練習に励んでいました。




学校の部活動に加えて、
地元のジュニアオーケストラの活動も始まったので、
新しい曲を覚えるのに一生懸命な毎日。

苦労はあるようですが、
皆と音を合わせた時の喜びはとても大きいようで、
すっかり弦楽器に夢中な息子です。







2018年12月1日土曜日

お香のお店



初冬の冷たい風が吹く中、
お散歩がてら、歩いて お香の専門店へ。

暑さが苦手な私にとって、
汗ばむ季節よりも、凍える季節のほうがお散歩に適しています。



古い呉服屋を改修したお店に入ると、
真っ先に迎えてくれるのが、この蒔絵のようなサイドボード。
お店の雰囲気とよく合っていて、とても素敵です。




店内には様々なお香の香りが漂っていますが、
不思議と香り同士が喧嘩することなく、
心地良い一つの芳香となっています。


どこを見ても感嘆のため息が出てしまうような、
美しい和の空間・・・ですが、
店内に流れているのはお琴や三味線ではなく、ジャズ。
これがまた、とても良いのです。



お香の知識が無くても、
香司さんの説明を受けながら試香することが出来るので、
戸惑うことなく自分の好みの香りを見つけられます。

お香は、線香や漢方香、塗香など、
多種多様な品が取り揃えられています。






このお店では、全て天然香料を調合してお香を作っているそうです。

ずらりと並んだガラスの薬瓶や、大きな乳鉢など、
眺めているだけでもワクワクしてきます。




香炉やお香入れなども、
新しいものから骨董品まで色々揃っていました。




あれこれ悩んだ末に、私も一つ購入しました。
自分用に・・・ではなく、夫へのプレゼントに。




普段、持ち歩けるように、匂い袋にしてもらいました。

夫は時々、頭が痛くなってしまうことがあるので、
頭痛に効く漢方香を選びました。
ヒノキが入った、スッキリとした香りです。



内服薬のような強い作用は望めないでしょうが、
気分転換になれば、と思います。