年に一度のピアノの調律の日でした。
チャイムの音に玄関のドアを開けると、
いつもの調律師さんが笑顔で「奥さん、これどーぞ」と、
オレンジ色の綺麗な小瓶を差し出します。
調律師さん、この春に独立されたそうで、
挨拶がてら、奥様お手製のマーマレードを顧客にプレゼントしているとのこと。
愛媛から取り寄せた無農薬の夏ミカンを、
コトコト煮込んで作った特製マーマレード。
嬉し美味しいサプライズでした。
この調律師のSさんとのお付き合いは、今年で早6年。
我が家のピアノはずっと、Sさんに見て頂いています。
我が家のピアノの癖だけでなく、
私の弾き癖やピアノ室の環境も よくご存知なだけに、
Sさんに調律して頂いた後は、
私好みのパーン!と張りのある迫力満点な音に。
丁寧にメンテナンスされて、ピアノも喜んでいることでしょう。
ところで、このSさん。
調律の後はいつも小一時間ほど一緒にお茶をするのですが、
会話は何の違和感もなく一年前の続きから・・・
去年はファーストフードの問題点について、
今年はその問題点を解決するためにも、食育が大切だというお話しでした。
さてさて、来年はどんな風に話が広がっていくのでしょうか。
お会いするのは一年後の五月の予定です。