2017年8月24日木曜日
JUKI SL300-EX
ついに念願の、JUKI。
まだ雑巾しか縫っておりませんけど。
これから少しずつ、慣れていこうかと思います。
今まで、布がズレないように、
必死に押さえながら縫っていたのは何だったのかと聞きたくなるほど、
布送りはスムーズで、そして何よりもパワフル。
意外にも、音はうるさくありません。
ちょっとこもった様な、柔らかな機械音。
私の耳には「ジャミジャミジャミジャミ・・・」と聴こえます。
物置代わりにしている部屋にミシンを置いたので、
ここを私の作業部屋にすべく、片付けも始めました。
2017年8月22日火曜日
40年前の青箱
石鹸が大好きで、
二十代の頃は自分が使う石鹸は全て手作りしていました。
ミルク入り石鹸や薔薇の石鹸、米油やオリーブ油の石鹸などなど・・・
実験気分で作るのも楽しければ、使うのも楽しみでした。
結婚してからは、海外の石鹸を使うのが大きな愉しみの一つとなりました。
が、
色んな石鹸を使ってもなお、
子どもの頃より愛してやまないのが、牛乳石鹸です。
香りや使用感はもちろんのこと、
何が好きって、パッケージのデザインが可愛らしくて大好きです。
写真は、昭和50年代に販売されていた牛乳石鹸のパッケージ。
飾り文字や金色のリボンが、バブル景気に向かって(石鹸なだけに)
経済が上昇していった時代を反映しているかのようなゴージャス感があります。
(言いすぎですかね)
で、
当時を懐かしみつつ、マニアとしては空き箱すらも捨てられないわけで、
「貧乏くさい」と自覚しつつも、
高級感あふれる(?)空き箱を栞にしたわけであります。
真のマニアだったら、箱を壊さずにそのまま保存するのでしょうが。
ところで、何故こんな大昔の牛乳石鹸を持っていたかと言うと、
先日 帰省した際に、実家の押し入れの奥深くに眠っていたのを発掘したからです。
なんだか年代別に牛乳石鹸のパッケージを蒐集したくなってきました。
2017年8月17日木曜日
関ケ原を疾駆する
昨年の暮れから読み始めた、池波正太郎の『真田太平記』。
現在、第七巻の「関ヶ原」を読んでいるところです。
いよいよ、真田家が東軍、西軍の敵味方に分かれて、
世紀の大合戦に突入です。
ここに来て、
読み進めるのが辛くて辛くてたまらなくなってきました・・・。
何が辛いって、
真田家はもとより、勇猛果敢な戦国武将たちがどのような運命を辿ったのか、
現代人の私は日本史によって知ってしまっていることが辛いのです。
感情移入し過ぎて、辛くて辛くてならないのです。
過去を変えることは出来ませんから・・・。
「あー!小早川の腰抜けめ!」とか、
「さすがは島津の猛将たち!ようやった!!」とか、
ただでさえ暑いのに、熱くなりすぎて読書で汗をかく始末。
真田幸村の岳父・大谷吉継の、
悲劇的でありながらも清々しさすら感じさせる最期には、
お絵かき中の息子が呆れて手を止めるほど、涙してしまいました。
先日、実家へ帰った際に、
息子が本棚で見つけた私の日本史の教科書。
太平記と教科書を同時進行で読み進めると、
これがまた、面白さ倍増なのです。
歴史に興味がなく、大学の講義でもいつも居眠りをしていた私が・・・
随分と変わったものです。
お金を溝に捨てたも同然と思っていた教科書が、
卒業してから20年経った今、こんなに生き生きと役に立つとは。
学生時代に日本史に興味を持つことが出来たなら、
私の人生も大きく変わったかも・・・なんて無粋なことは言いますまい。
歴史同様に、私の小さな過去も変えることは出来ませんから。
今を楽しみましょう。
2017年8月16日水曜日
クジャクになりたいわけじゃない。
小鳥ちゃんズラリな物差し。
最近、文房具の収集にハマっている息子が、
鳥好きの私のために買ってきてくれました。
絵に隠れて、
すこぶるメモリが見づらい・・・ことは言いますまい。
大切に使いたいと思います。
ところで、我が家のコザクラインコのグラシアス。
我が家に来てから、この夏で丸三年が経ちました。
甘えん坊の可愛いグラちゃん。
私にとっては今も可愛い赤ちゃんのような存在ですが、
そんなグラオも成長し、発情期を迎えて、
せっせとコザクラインコ特有の「紙切り」をするようになりました。
雑誌、新聞、広告、お菓子の空き箱・・・
ありとあらゆる紙類を、クチバシで器用にカリカリと嚙み千切るのです。
細長い短冊状に噛み切った紙は、
これまた器用に尾羽に挿し込みます。
(矢印の部分に紙を差し込んでいます)
どんどん挿し込み、
最後はまるでクジャクのような姿に・・・。
このコザクラインコの「紙切り行動」、
小鳥の養育本などでは「メスに見られる発情行動」と
書かれていたりするのですが、違います!
ウチのグラオはれっきとした殿方であられます。
また、紙切りをする理由として、
「異性に良く見せるため」だとか「クジャクのように着飾るため」などと
言われることもあるのですが、違います!!
これは、巣作りのための資材を効率的に運ぶためなのです。
クチバシでは2本ほどしか運べない資材も、
尾羽に挿して巣まで飛んで運べば、一度に5~6本ほど運べます。
(ただし、上手く挿せた場合のみ)
実際、ウチのグラオも、
紙を尾羽に挿しては薄暗い棚の奥に運び込み、
それをさらにクチバシで細かく裂いて、フワフワの巣を懸命に作っています。
実際に小鳥を飼ってみなければ分からない、面白い発見の毎日。
これからも健やかに、一緒に楽しく過ごしたいものです。
2017年8月6日日曜日
雨上がりの空に
金だらいを打ち叩くような激しいスコールの後、
東の空に架かった大きな虹。
13年前に母と二人で行った、
スリランカの雨上がりを思い出しました。
夏の強すぎる陽射しも、湿気も、暑さも蚊も、全部 苦手なのに・・・
より色濃く思い出す過ぎ去った日々の景色は、
いつだって夏の風景です。
父が亡くなったのも、
陽炎がゆらめく暑い日でした。
2017年8月5日土曜日
「カーズ ~クロスロード~」
久々に映画館へ。
なんと、朝7時に家を出て、
7時45分上映の映画を鑑賞してきました。
こんなに朝早くに映画館で映画を観たのは初めてかもしれません。
鑑賞したのは、「カーズ クロスロード」(「カーズ3」)です。
息子はヨチヨチの頃から「カーズ」が大好きで、
本作もずっと心待ちにしていました。
私自身はジブリにもディズニーにも興味がなく、
アニメを映画館で観るなんて・・・と失笑してしまうくらいなのですが(失礼)、
この「カーズ」シリーズだけは別!(なんと自分勝手な・・・)
映像の美しさもさることながら、
全編にわたって描かれている人生の輝きとほろ苦さには、
我を忘れ、隣で観ている息子と夫の存在すら忘れて、
感動に浸ってしまいます。
今回の内容は特に、自分の年齢的なものと通ずるところが多く、
予想以上に胸に迫るものがありました。
ネタバレにならない程度に簡単に紹介すると・・・
かつて世界を感動と驚きで揺るがしたルーキーだったレースカーが、
輝かしい黄金期を経て成熟期を迎え、
まだまだ走れるぞ!という時に、最新型の新人レースカーが登場。
自分の力の陰りを他者によって知らされる苦悩と悲しみ、
そして、これまでの経歴が素晴らしければ素晴らしいほど、
自分が歩むべき道を自分自身で選択できない難しさが描かれています。
映画に登場するのは全て車ですが、
内容はまさに人生そのもの。哲学的でもあります。
「車のアニメ = 男児の映画」という先入観で遠ざけてしまうには、
実に勿体ない名作。
日本版エンドソングの
奥田民生さんの「エンジン」という曲もとても素敵です。
観終わった後、
息子は売店であれこれと悩んだ挙句に、
貯めていたお小遣いでカーズグッズを購入。
小学生にしてはなかなか高い買い物でしたが、
何年間も待ちに待った新作映画だったので、
息子にとっては良い買い物になったのではないでしょうか。
家族そろって映画鑑賞できたことも息子は嬉しかったようで、
眠る直前まで「またカーズの新作が出ないかな?またみんなで観たいね」と
興奮気味に話していました。
2017年8月3日木曜日
ピアノのレッスンバッグ(息子用)
先日 作ったカエルバッグと色違いで、
もう一つレッスンバッグを作りました。
こちらは息子用です。
息子用は、焦げ茶色のカエル柄の布地に、
濃いブルーのキルト生地。
持ち手は私のレッスンバッグと同じ物を使用しました。
最初に作った水色のバッグは若干、横幅が長く感じられたので、
茶色のバッグは幅を2センチ減らして作りました。
わずか2センチでも、幅を狭めたほうが使い勝手が良さそうです。
楽譜も難なく出し入れ出来ます。
息子とお揃いのバッグを持ち歩けるのも、
もしかしたら これが最後かも・・・という気持ちで色違いで作りましたが、
出来上がった二つのバッグを見て息子が、
「ママ、お揃いだね、一緒にずっと使おうね」と言ってくれたので、
なんだかとても嬉しくなりました。
ちなみに、
息子が今までピアノのレッスンバッグとして使っていたのは、
幼稚園入園の際に作ってやった絵本バッグでした。
このバッグの使用歴は、実に9年間!
さすがに薄汚れて くたびれてはいますが、
色んな思い出が沢山あって、捨てられそうにありません。
2017年8月1日火曜日
カエルのレッスンバッグ
6年前・・・もしかしたら、もっと前。
かなり前に購入して そのままだったカエル柄の布で、
ピアノのレッスンバッグを作りました。
底布は水玉模様のキルト生地。
持ち手の紐のチョイスが失敗・・・
そして、サイズも少し大きすぎたような。
まぁ、自分用なので気にせずに使うことにしましょう・・・。
以前、友人にオーダーした鍵盤のようなバッグ
(https://benisyouga.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html)は、
使い勝手が良いので、より出番の多い普段使いにすることにしました。
入院生活中も大活躍でした。
実用的な。
久々に手芸店に行ったので、
前々から欲しかった小さな裁縫ばさみを購入しました。
アンティーク調のステキな鋏にも心惹かれましたが・・・
実用性を重視して、刃先がより細いシンプルなものを選びました。
糸切りとしてはもちろんのこと、
縫い代に切り込みを入れたり、ボタンホールを開けるのにも役立ちそうです。
ところで・・・
お気に入りが増えたのは嬉しいのですが、
その実、今一番 欲しいのはミシンです。
無謀にも、直線縫い専用の職業用ミシンが欲しいのです。
現在 使っているのは、
結婚するときに母が持たせてくれた、小さなジャノメミシン。
パワーが弱くて、布が重なった部分を縫うのに一苦労。
それこそ、母が昔 使っていた、
直線縫い専用の重くて古いミシンのほうが優秀なくらいです。
ヘソクリに手を出すか、どうするか・・・
入院でお金を沢山使っちゃったばかりだしなぁ・・・
悩ましいところです。
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