2018年1月31日水曜日

冬用の石けん




素朴な布袋に入っているのは、
ゴートミルクを使ったオーガニックソープ。
「Made in Oregon」というブランドの石鹸です。


アメリカに出張へ行くと、
必ず夫が買って来てくれるMade in Oregonの品物。
オーガニックにこだわっているブランドなので、
どの品も香り付けには精油やスパイスを用い、
合成着色料や香料などは使用されていません。






こちらの石けんは、
ヴァーベナとレモングラスの優しい香り。
使われているゴートミルクは、オレゴン州の大自然の中、
人工飼料ではなく自然の草を食べて育ったヤギのお乳だとか。
ほのかにミルクの甘い香りもします。


夏場はサッパリと洗える牛乳石鹸を愛用していますが、
乾燥が気になる季節は、優しい洗い心地のオーガニックソープをおろして、
お風呂の時間を楽しんでいます。


冬ならではの小さな贅沢です。








2018年1月30日火曜日

ぺたぺたぺた




今朝、庭に出てみたら・・・・





誰かさんが歩き回った痕跡が。



木の多い我が家の庭。

真冬でもいくらか木の実が残っているので、
季節を問わずに小鳥たちがやって来ます。





美味しい木の実は見つかったかな?


歩き回った可愛い足跡は、
鳥好きにはたまらない置き土産でした。







2018年1月29日月曜日

元気が出る花




先日、誕生日を迎えたのですが・・・


「生れた時からずっと」と言っても過言でないほど、
私の誕生日は毎年、大雪や寒波に見舞われます。
今年も例外でなく、やはり誕生日当日も朝から雪。
次の日も、そのまた次の日も。


雪の中、いつもの散歩から帰宅すると、
玄関先には何だか素敵なクラフト紙のバッグが。
ラッピングの雰囲気で、
確認せずとも誰からの贈りものなのか、すぐに分かりました。



はやる気持ちを抑えつつ、
そっとリボンを解いて中を見れば、



大胆な花柄のぷっくりしたポーチ。
やはり、布作家の友人からの贈りものでした。

作品そのものだけでなく、
ラッピングからも彼女らしさと言うか、
彼女が持つ丁寧な雰囲気が感じられるのです。


表布と裏布の間にキルト芯を使っているのでしょうか、
フワフワと柔らかな感触。




中には共布の小さなポケット。

表からは見えない縫い代も、
包んで見えないようにしてあります。
まさに「手仕事」ならではの美しさです。





彼女の作品を幾つか愛用していますが、
彼女の手から生み出されたものたちは見た目だけでなく、
使い勝手もとても良いのです。

きっと、
使う人の目線になって作品を手掛けているからでしょう。



ちなみに、
別のサイドはこんな顔。



学校から帰宅した息子に
「ほら、良いでしょう?」とポーチを見せたら、
「ママ、嬉しそうだね、ニコニコしてるね」と言われました。


外は雪景色でしたが、
花柄ポーチがひと足早く、春を運んでくれました。



ニイナナ
https://minne.com/@27ma-saki





2018年1月28日日曜日

フロアホッケー!




フロアホッケーのジュニア交流戦がありました。

「フロアホッケー」とは、
アイスホッケーの床バージョンのようなスポーツで、
アイスリンクの無い地域でも出来るようにと考案されたものです。



小学3年生からクラブに所属している息子。
ジュニアの部での出場は、今大会が最後となります。


息子のポジションは、ゴールキーパー。



二年前に初めてキーパーになった時は、
ブカブカで体が泳いでいるんじゃないかと思った防具も、
いつの間にか小さく感じられるほどに。

大きくなったなぁと、あらためて思いました。



さて、試合ですが、
息子たちのチームは日頃の練習の成果を発揮。
勝ち抜いて、決勝戦にまで辿り着きました。

ですが、
さすがに決勝戦の相手チームは手強い!


もつれ合う選手たちの間を潜り抜け、
何度もアタックしてくる強敵がいました。




重心を低くし、何度もパックを弾き返す息子。

「ナイスキーパー!」の掛け声を貰って果敢に戦うも、
失点が重なって辛そうな様子になっていく息子を見ているのは、
試合に出ていない私も胸が痛みました。

それでも後半、
息子は必死にゴールを守り抜き、
チームの皆も上手くパスを繋いで得点を稼いで、
3点差で2位という結果に終わりました。


息子は、自分がキーパーを担当して出場した公式戦で、
惜敗を味わったのは今回が初めてでした。

今まで勝ち続けてきたのに、
最後の試合で優勝を手に入れられず、
自責の念や悔しさで、フルフェイスのマスクの下は涙なみだ・・・
自分が「最後の砦」という気持ちで挑んでいただけに、
辛かったのでしょう。

ですが、
「もっと敵をブロックしたかった」と落涙するディフェンスの子や、
「あと数センチでゴールが決まったのに」と唇を噛むフォワードの子もいて、
それぞれが反省しながら試合を振り返り、
仲間を責める子はいませんでした。

息子はきっと、「チームプレー」の難しさと素晴らしさを、
最後の大会で よりいっそう強く味わえたのではないかと思います。

そんな子供たちの姿を見て、
本当に良い仲間に恵まれ、貴重な経験をさせて頂いたことに、
チームの皆やコーチの先生方に、感謝の思いでいっぱいになりました。









2018年1月23日火曜日

いざ、宝島へ




屋根瓦の上で大あくびをする、銀色の猫。


お散歩がてら、息子と夫を連れて、
前々から行きたかった古物屋まで出かけました。


屋根の上の猫が、看板替わりです。
(気が付かないお客さんも多いようですが)



通りにまで溢れ出した、お宝の山。

埃やススを被った古物の中から宝物を発掘するのは、
なかなか至難の業です。

ですが、それが楽しいのです。




欠けた豆皿やら観音様やら、ざんばら頭のお雛様やら・・・
もう、眺めているだけで、ワクワクが止まりません。

実家が古民家の夫は、「懐かしいなぁ!」と言いながら品物を眺め、
息子はこの中から大正時代の算術書を見つけて、
面白がってページをめくっていました。





息子が「また一緒に行きたい」と言うので、
この古物屋は我が家のお散歩コースに加わることとなりました。



お一人様なお散歩が好きな私ですが、
家族でぶらぶらするのも、楽しいものです。



建物データ:長野市大字長野西町
        「銀猫」(ぎんねこ)

静かな一人時間



いつもの散歩道。

人通りが少なくなる時間帯を狙って出かけます。

お散歩コースに恵まれた門前町を、
慌てず急がずに、のんびりと。






最終目的地は、いつもの珈琲店。

・・・などと、まるで常連のような口ぶりですが、
その実、まだ数回しか訪れていない新参者です。

それでも、
古民家を改装したお店の二階に、私のお気に入りの席があります。




 こんなに急な階段を上るんですよ。
階段が苦手な私は、それこそ這うように。

でも、お店のマスターは、
この急峻な階段を、一滴もこぼさずに珈琲を運び上げるのです。



元々、廊下だったと思われる場所にも、
席が設けられています。




押入れの建具や、部屋を仕切っていた襖は取り払われ、
すっきりとした空間になっています。





私のお気に入りの窓際の席。

なぜなら、すぐ目の前の針葉樹に、
山鳩やヒヨドリ、ジョウビタキなど、美しい鳥たちが
入れ替わり立ち替わり集うからです。



鳥を眺めたり、珈琲を飲んだり、本を読んだり。

しばらく過ごしてから、家路につきます。




なんともお気楽ご気楽な感じですが、
手術から7年経った心臓が、年々おかしな具合になってきていて、
明らかに心肺機能が衰えています。
リハビリを兼ねたお散歩、というわけです。





2018年1月15日月曜日

ジャズと本と珈琲と。そして、鳩。



運動不足を解消すべく、
自宅から片道1.2キロほどの所にある、珈琲店までお散歩。

12キロじゃありませんよ。
1.2キロです。
これっぽちの距離じゃ、運動もヘッタクレも無いでしょうが。



古民家を改装した店内にはジャズが流れ、
旧式の大きな電熱ストーブがジリジリと空気を焼いていました。
冷気の中を歩いてきた私には、暑いくらい。



「運動不足解消」などと、大義名分を掲げつつも、真の目的はこちら。
自家焙煎の珈琲です。


珈琲に造詣の無い私でも、
一口飲んで「おぉっ!」となりました。

立ち上る香ばしい香りと共に、
口中に広がるまろやかな甘さとスッキリとした酸味。
甘味と酸味が喧嘩することなく、程良く調和が取れているのです。


珈琲を飲みながら、ジャズと読書を楽しむひと時は
とっても贅沢でした。

ちなみに、今読んでいるのは、
James Freyの『A Million Little Pieces』。
長編なので、読み終わるのには時間がかかりそうですが、
気長に楽しみたいと思います。





ところで、
私が案内されたのは二階のテーブルだったのですが、
窓際に座っていたカップルが席をたった後に、
窓辺には新たな来客が。




山鳩です。

丸い背中が可愛らしくて、
読んでいた本を伏せて、しばしその姿を観察しました。


と、ふいに飛び立って、
山鳩は珈琲店のすぐ目の前にある、針葉樹の中に飛び込みました。

どうやら、針葉樹をネグラにしているようなのです。


初めて訪れましたが、嬉しい発見が幾つもあって、
なんだか通いたくなる珈琲店でした。







2018年1月6日土曜日

『The Island of Dr Moreau』



『The Island of Dr Moreau』
  作者:Herbert George Wells
  出版:Person Education Linited(Penguin Readers)
  言語:英語
  56ページ(本文46ページ)
  Lv.3



洋書読みの今年第一作は、『モロー博士の島』。
お正月中に読みました。


船の事故で漂流し、謎めいた男たちに助けられた主人公。
命の恩人たちに連れられて辿り着いた先は、
ほぼ、外界との繋がりの無い、怪しげな島でした。
その島では、表舞台から姿を消して久しいモロー博士による、
狂気に満ちた実験が繰り返されて・・・。


ネタバレになるので、これ以上は あらすじを書きませんが、
なんとも後味の悪い、背徳感に満ちた小説でした。

この作品が執筆されたのは、1896年。
今読んでも古さは感じられず、色んなことを考えさせられました。
特に、キリスト教徒の人が読むと、なかなかショッキングな内容だと思います。



さて、写真のドクロですが、
これは、私のお気に入りのシャレコウベちゃん・・・・
ハロウィーン商品として、100円ショップで売られていました。
ずっしりと重く、なかなかのクオリティです。
108円には見えません。
可愛いので、季節に関係なく、サイドボードに飾っております。

ピアノの上にはカラスの人形を、本棚には人体模型を置いています。
我が家は年々、魔女の実験室のようになってまいりました。






2018年1月5日金曜日

ひと足早く、おじいちゃん。




年末から実家に帰省し、
お正月は郷里で のんびり過ごしました。


写真は、夫と私の甥っ子のKちゃん2歳。
人見知りをする子で、半年前に会った時は、
私が抱っこすると泣き、夫と目が合っただけで泣き・・・

だったのですが、

今回の帰省では、夫が甥っ子に「こっちに来るか?」と声をかけると、
速攻で夫の膝によじ登り、宝物のミニカーを並べて、
シャシュペーション(サスペンション)だのアンボォギーニ(ランボルギーニ)だのと、
舌足らずな言葉で車談義を始めました。

実家の母曰く、「こんなことは初めて!」だそうで、
一同ビックリしたわけであります。

子どもって、本当に不思議です。

2歳ながらも、
「この男なら車の話が通じる」とでも思ったのでしょうか。
私が遊んでやった時はイマイチな反応でしたのに・・・。

途中、夫が席を外した折には、
キョロキョロと部屋を見まわして、


「おじいちゃんは?おじいちゃんはどこ?」


と、夫の姿を探していました。

今年51歳になる夫ですが、一応「おじさん」なので、
「おジイさんじゃなくて、おじさんだよ」と教えましたが、
何度訂正しても、甥っ子の口から出てきた言葉は、「おじいちゃん」。

ひと足早く、お祖父ちゃん気分を味わった夫でした。






2018年1月4日木曜日

戌年だけど、鳥。




2018年、明けました。


これまで付けていた二年日記が終わったので、
気持ちも新たに、日記帳を新調しました。


戌年ですけど、鳥・・・・ペリカン柄です。





赤色の白鳥柄と、紫色のペリカン柄で悩みましたが、
ビビットな赤色は飽きそうな気がしたので、
落ち着きのある紫のペリカンを選びました。

と言いますのも この日記帳、三年日記なのです。

三年間、毎日使うことを考えたら、
あまり派手でないほうが良いかなと。





日付が入っていないタイプのものなので、
数字スタンプで一日一日、ペタペタと日付印を捺しています。

記入するスペースの大きさも、ちょうど良い感じ。

この春、息子が中学校に上がるので、
日々の諸々や、中学校生活 三年間の成長を、書き記したいと思います。