屋根瓦の上で大あくびをする、銀色の猫。
お散歩がてら、息子と夫を連れて、
前々から行きたかった古物屋まで出かけました。
屋根の上の猫が、看板替わりです。
(気が付かないお客さんも多いようですが)
通りにまで溢れ出した、お宝の山。
埃やススを被った古物の中から宝物を発掘するのは、
なかなか至難の業です。
ですが、それが楽しいのです。
欠けた豆皿やら観音様やら、ざんばら頭のお雛様やら・・・
もう、眺めているだけで、ワクワクが止まりません。
実家が古民家の夫は、「懐かしいなぁ!」と言いながら品物を眺め、
息子はこの中から大正時代の算術書を見つけて、
面白がってページをめくっていました。
息子が「また一緒に行きたい」と言うので、
この古物屋は我が家のお散歩コースに加わることとなりました。
お一人様なお散歩が好きな私ですが、
家族でぶらぶらするのも、楽しいものです。
建物データ:長野市大字長野西町
「銀猫」(ぎんねこ)