2018年1月28日日曜日
フロアホッケー!
フロアホッケーのジュニア交流戦がありました。
「フロアホッケー」とは、
アイスホッケーの床バージョンのようなスポーツで、
アイスリンクの無い地域でも出来るようにと考案されたものです。
小学3年生からクラブに所属している息子。
ジュニアの部での出場は、今大会が最後となります。
息子のポジションは、ゴールキーパー。
二年前に初めてキーパーになった時は、
ブカブカで体が泳いでいるんじゃないかと思った防具も、
いつの間にか小さく感じられるほどに。
大きくなったなぁと、あらためて思いました。
さて、試合ですが、
息子たちのチームは日頃の練習の成果を発揮。
勝ち抜いて、決勝戦にまで辿り着きました。
ですが、
さすがに決勝戦の相手チームは手強い!
もつれ合う選手たちの間を潜り抜け、
何度もアタックしてくる強敵がいました。
重心を低くし、何度もパックを弾き返す息子。
「ナイスキーパー!」の掛け声を貰って果敢に戦うも、
失点が重なって辛そうな様子になっていく息子を見ているのは、
試合に出ていない私も胸が痛みました。
それでも後半、
息子は必死にゴールを守り抜き、
チームの皆も上手くパスを繋いで得点を稼いで、
3点差で2位という結果に終わりました。
息子は、自分がキーパーを担当して出場した公式戦で、
惜敗を味わったのは今回が初めてでした。
今まで勝ち続けてきたのに、
最後の試合で優勝を手に入れられず、
自責の念や悔しさで、フルフェイスのマスクの下は涙なみだ・・・
自分が「最後の砦」という気持ちで挑んでいただけに、
辛かったのでしょう。
ですが、
「もっと敵をブロックしたかった」と落涙するディフェンスの子や、
「あと数センチでゴールが決まったのに」と唇を噛むフォワードの子もいて、
それぞれが反省しながら試合を振り返り、
仲間を責める子はいませんでした。
息子はきっと、「チームプレー」の難しさと素晴らしさを、
最後の大会で よりいっそう強く味わえたのではないかと思います。
そんな子供たちの姿を見て、
本当に良い仲間に恵まれ、貴重な経験をさせて頂いたことに、
チームの皆やコーチの先生方に、感謝の思いでいっぱいになりました。